昨日、終電2本前の電車でほろ酔いで熟睡してました。
で、ふと気づくと駅。
しかも自宅駅から4駅も先。
なもんで焦って降りる。
妙に身軽。
で、ふと気づくと手ぶら。
えぇ電車に乗ったときはバック持ってましたよ。
大事な携帯やiPodや図書館の本や社員証や財布や家の鍵やらなんやらが一式入った本革鞄を。
で、ふと気づくと鞄は走りさりつつある電車の中。
手ぶらで深夜のホームに立ち尽くすサラリーマン。所持品は己の肉体とパンツにシャツにセーターにコートのみ。
もう酔いとか一気に醒めます。
ひとまず、駅員に鞄を社内に忘れたことを伝えます。
幸い終点が近かったので、終点で探してもらえることに。(どこまでも続く中央線じゃなくて良かった…)
で、半分泣きかけながら待っていると…
終点駅で奇跡の発見との連絡(涙)
感謝を述べると、鞄は明日とりにきてください、と。
でもって終電も終わってるしとりあえずこのまま改札出て良いですよ、と優しい御言葉。じゃ帰りますか。
で、ふと気づくと、ここどこだ。
いや、12時過ぎに極寒の2月、2時間くらいかければ帰れますが。か弱い乙女なんでどこでオヤジ狩りに遭うか分かったもんじゃありません。
「あの……ここ通るのはいいんですが…帰れないんですけど…」
「はい。。ここから4駅位なんですよ」
「多分…2、3千円位かと…」
「はい。はい。えぇそうですよね。本当にお恥ずかしい」
「あっ携帯じゃ駄目ですよね。これ自宅です。あっ会社のも書きますね」
「はい。いやもう朝一番で」
「本当有り難うございます。申し訳ありません。」
というやりとりの末、3千円を拝借(駅員さんのポケットマネーです)
で裸の3千円を握り締め足りるかドキドキしながらタクシーで帰宅。
で、朝一で取りに行ってきました。
鞄も中身も全て揃って返ってきました。
もちろん借りた金も持参しました。
で、ふと気づくと、日本は安全っすね。
ビバ落とし物が戻ってくる国!!
PR
COMMENT