初めて国立能楽堂に行ってきました。
国立能楽堂 夏スペシャル 働く貴方に能楽公演で、狂言と能を観てきました。
座席には飛行機みたいな感じでパーソナル字幕がついててハイテクに驚きました。
英語切り替えも可能です。
中国語にも対応せんとね、、。
狂言は文荷(ふみにない)という演目でした。
主人公は、うっかり少年と恋に落ちたおっさん(妻あり)
バイな上にロリコンだけど、隠そうともしないところが可愛らしいです。
妻にばれてても大してうろたえない。
上に立つもの、そんなちっちぇーことに拘泥しません。見習わんとな。
で、そのおっさんが、マイリトルラバー(リアルにリトルですよ!)に恋文を書いたわけです。自分が夜、逢いにゆくよーってな内容を。そういや平安時代とかは行く前に遣いのものに先に文を届けさせるんでしたっけ。メールと一緒だな。
で、恥ずかしげもなく、それを部下(しもべか?)に届けさせます。しかも今後のために、部下其の弐にもラバーの家を覚えさせるために、太郎次郎の二人で遣いにだします。
で、演目のメインは2人の道中。
面倒な訳ですよ。他人のラブレター自体面倒な上に、びみょーな相手、しかもご主人様の妻にばれたら自分が怒られるっつー。。。行きたくねー。
で、交わされる会話
「なんか重いんだけど、、」
「重いね、、」
「この手紙、、内容が重いせいかな、、、」
「内容のせいかもな、、」
「重いな、、」
「しかたないから順番で持とうぜ!」
「おーー」
........
「おら、交代だべ」
「え、、早くね!?」
「早くねーよ」
(繰り返し)
「つーか進まねー!」
「なんかさー中、気になんね?なんで重いか、中身確認した方が良くね?」
「ちょっっっさすがにやべーべ」
「えーー良くね? なになに、小さな宝物の君へ」
「おい!ナニ読んでんだよ?! てかなんだよその文面w やばくね!!続きなんだよ!?」
「おいひっぱんなよ!さっき見たくねーとか言ったくせに!」
っつー男子中学生の会話が、みょーにマッタリした速度で進ます。
じわじわきます。
途中からα波の影響で夢うつつのため、太郎と次郎が学ラン着てる錯覚すら覚えました。
長くなったんで、能はまた明日。
面白いとか言って、寝てんじゃねーかよってコメントはなしで。
人間って何百年経っても変わらずくだらないことしてんなー人間てかわええのうと思いました。
重い内容のメールのときは不平を漏らすアプリとかあったら面白いんじゃないでしょーか。
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